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北朝鮮、射撃訓練実施なら「核の惨禍」と再三威嚇

北朝鮮、射撃訓練実施なら「核の惨禍」と再三威嚇

Posted December. 20, 2010 02:59,   

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北朝鮮は、韓国軍が延坪島(ヨンピョンド)射撃訓練を実施する場合、「核の惨禍」につながると繰り返し威嚇し、今回の事態の責任は米国が負うことになると主張した。北朝鮮外務省は18日、報道官談話を発表し、「今後発生するであろう2回目の延坪島事件の責任を予め明確にしておく必要がある」とし、「最も主要な責任は(韓国側を)挑発に操縦した米国にある」と話した。

この談話は、「今現在、周辺国をはじめ全般的な国際社会が延坪島砲射撃の無条件的な中断を促しているが、とりわけ米国だけはこれを公開的に煽っている」とし、「朝鮮半島にもたらされる全ての極端な事態とその結果について、米国と話し合う」と主張した。さらに、「(韓国側が)砲射撃を強行して禁止線を越えてくる場合、朝鮮半島情勢の爆発やそれに伴う惨禍は避けられなくなる」とし、「わが共和国の主権と領土を侵害する挑発者に対しては断固とした、また無慈悲な懲罰を加える」と強調した。

北朝鮮の対韓国機関である祖国平和統一委員会(祖平統)が運営するウェブサイトの「わが民族同士」は同日、2件の論評を出し、「この地で戦争が勃発すれば、朝鮮戦争(韓国戦争)の時とは比較にならない悲惨な核の惨禍が民族の頭の上に降りかかることになる。延坪島で(韓国側の)砲声が聞こえてきたら、朝鮮半島と東北アジア全般の平和に厳重な危険が作られるだろう」と脅した。

在日本朝鮮人総連合の機関紙である朝鮮新報も同日、「延坪島事態が発生した時、南側が準備していた戦闘航空機による対北朝鮮砲撃が取り消されていなかったら、全面戦争に拡大した可能性もある」と報じ、北朝鮮の挑発に韓国側が戦闘機爆撃などに出る場合、北朝鮮も退かずに強力対応する考えであることをほのめかした。



will71@donga.com