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現代の仏銀行の預置金問題、外換銀行は「再検討せず」

現代の仏銀行の預置金問題、外換銀行は「再検討せず」

Posted November. 20, 2010 08:30,   

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現代(ヒョンデ)グループの現代建設買収資金の中でフランス・ナティクシス銀行の預置金だとした1兆2000億ウォンをめぐる議論が広がっている。金融界と財界の一部ではこの資金の性格について再検討しなければならないという声が出ているが、現代建設の主債権銀行の外換(ウェファン)銀行は十分な確認を経ただけに再検討しないという考えを明確に示した。

現代グループの系列会社の現代証券労組は19日、「噂どおり、この資金が現代商船の経営権防御のために現代グループと持分契約をしたネックスゼンキャピタルの資金だったら、現代グループに非常に不利な条件であるだろう」と主張した。労組はネックスゼンキャピタルの投機的な性向を勘案すれば、1兆2000億ウォンを借り入れてから再び現代グループに貸し出したと推定した。

議論の拡散を受け、金融当局の関係者は、「買収合併で最も重要なのは資金の真正性だ。債権団が自ら判断して現時点で再検討するか、(現代グループと)了解覚書(MOU)を結ぶ段階で必要な措置を取らなければならない」と話した。

現代建設の主債権銀行の外換銀行は、当該資金の真偽を既に確認しただけに再検討することはないという立場を示した。ただ、債権団の内部では議論になっているだけに現代グループの資金調達明細を改めて検討すべきという声も出ている。債権団のある関係者は、「市場に懸念が広がっているだけにナティクシス銀行の預置金が現代建設の買収に使われるかに注目する」と話した。

一方、現代グループは同日、現代建設売却主管会社に公文書を送り、現代自動車グループの予備交渉対象者の地位を剥奪してくれることを要請した。現代グループ側は、「資金調達の証拠と関連し、マスコミに根拠のない疑惑を提起した現代車グループが守秘義務条項と債権団の決定に対する異議提起禁止条項を違反した」と主張した。さらに、「関連資金は正当で適法な資金で、詳細な内容は来年1四半期中に株式売買契約書にサインをしてから公開する」と付け加えた。



cha@donga.com kky@donga.com