Go to contents

李大統領、「低い税率、広い税源」の基調改めて確認

李大統領、「低い税率、広い税源」の基調改めて確認

Posted November. 18, 2010 07:45,   

한국어

李明博(イ・ミョンバク)大統領は17日、与党内の「減税撤回」をめぐる議論に触れ、「政府の基調は『低い税率、広い税源』だ。この(減税)基調を維持しつつ、党で速やかに議論し、結論を出してほしい」と述べた。

李大統領は同日、大統領府でハンナラ党の安商守(アン・サンス)院内代表と月例の朝食会合を開き、「すでに中間層や中小企業のための減税は大いに行われた。今、議論されているのは、減税のなかでも『しっぽ』の部分に当たる(税率)上位部分の減税だ」とし、このように述べた。ハンナラ党の鞖恩姫(ペ・ウンヒ)報道官が伝えた。

とくに、安代表が「減税問題について党で様々な意見が出ている。近日、政策議員総会を開き、結論を出し、政府とも協議する」と話したことに対し、李大統領は「党で議論する段階でも政府と協議するのが良いと思う」と話したと伝えられた。

李大統領の発言について、李大統領がハンナラ党内の減税議論に拍車をかけたという見方も出ているが、逆に現在、議論になっている所得税と法人税の最高税率の引き下げは、まだ施行時期が残っているだけに、現段階で論争を続けるのは適切でないという点を指摘したものだという解釈も出ている。



yongari@donga.com