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1順位分譲締め切り、不動産市場回復のシグナルか

1順位分譲締め切り、不動産市場回復のシグナルか

Posted November. 08, 2010 11:10,   

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「1順位締め切りが戻ってきた」

最近、釜山(プサン)、京畿道板橋(キョンギド・パンギョ)、ソウル江南(カンナム)の新規分譲マンションやオフィステルの請約で相次いで1順位締め切りが成功している。不動産景気の低迷によって今年上半期以後姿を消していた「1順位締め切り」が再び現れている。不動産業界では不動産市場の活性化への期待感が高まっている。

7日、建設業界によると、GS建設が587軒を一般分譲した釜山「海雲台ザイ」マンションは5日、1順位請約を締め切った結果、1万3262人が応募し平均23倍の競争倍率を示した。海雲台ザイも1順位で締め切られたことを受け、「『地方発不動産市場回復の兆し』が現実化するのではないか」という期待交じりの解釈が出ている。

地方発の追い風が既にソウル首都圏へ北上し始めたという見方もある。最近、京畿道板橋新都市では湖畔(ホバン)建設が建てた保証金6億9300万ウォン、月の家賃が160万ウォン台の民間賃貸マンション「サミットプレース」の131〜134平方メートルの178軒の分譲に634人が応募し1順位締め切りとなった。このマンションの入居者らは5年後、分譲転換価10億5000万ウォンを払って家を購入するか、保証金を返してもらって他のところへ引っ越す条件で7億ウォン近くの保証金を払うことにした。

ソウルでは、現代産業開発が先月21、22日請約を受け付けたオフィステルの「江南駅アイパーク」が計230室の分譲に7521人が応募し平均32.7倍の競争倍率を記録した。特に、このオフィステルは最近本契約で100%の契約率を記録して、同社の関係者を驚かせた。

一部の不動産専門家らは相次ぐ1順位請約締め切りをめぐって、不動産景気回復の青信号と見てよいと意見を示している。キム・シンジョ内外住建社長は、「まだ複数の変数が残っているが、今年下半期のようなチャンスがまた来るのは難しい可能性が高い。マイホーム購入を考慮している需要者なら、真剣に不動産市場を点検してみる必要がある」と話した。



constant25@donga.com cpu@donga.com