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明日、世界の視線が霊岩に注目

Posted October. 21, 2010 08:36,   

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20日午後、全羅南道務安郡三郷面(チョルラナムド・ムアングン・サムヒャンミョン)の全南道庁前の道路。鼓笛隊と軍楽隊が力強い行進曲を演奏すると、普段めったに見られない珍奇な自動車の行列ができた。

ランボルギーニ・ムルシエラゴ、フェラーリF40、シボレー・デラックスタウンセダン、フィアット500など、クラシックカーがクラクションを鳴らすと、オープンバス(2階バス)に乗ったレースクイーンと子どもたちが、市民に向け、笑顔で手を振った。カーパレードに動員された車両は180余台。参加者は、全南道庁を出発し、木浦(モクポ)市内を約6キロ回りながら、国内で初めて開催される2010フォーミュラ1(F1)韓国グランプリ(GP)をPRした。

●20日から4日間、F1フェスティバル

22〜24日霊岩郡(ヨンアムグン)で開幕するF1韓国GPを控え、文化イベントが相次ぎで行われ、大会の雰囲気を盛り上げている。カーパレードは、23日まで毎日午後3時から木浦の平和(ピョンファ)広場を出発し、グホ広場、ユダル競技場を通り、戻ってくる11.8キロ区間で見られる。

コリア・グランプリ公式の文化イベントの「F1スピードアップフェスティバル」開幕式は21日午後7時、平和広場で展開される。イベント開始を知らせるパフォーマンスとF1ソングが公開される。平和広場では、24日まで人気歌手の公演が続く。F1大会組織委員会のパク・ボンスン広報チーム長は、「コリア・グランプリが、韓国の多様な文化コンテンツを世界に知らせる機会になる」と話した。

●見どころ、楽しみどころ盛りだくさん

平和広場の駐車場と海辺道路に設置されたF1広報館では、多様な情報を提供する。レーシングシミュレーションゲームも楽しめる。レーシングカー、クラシックカー、スーパーカーの展示会も開かれる。参加型イベントもある。映画やテレビでしか見ることができなかったピットストップ(Pit Stop=競走車のタイヤを入れ替える場所)の模型が設置され、タイヤを入れ替えるなどF1を体験することができる。平和広場の遊覧船の船場では、欠食児童を助けるため、カートレーシング体験イベントが開催される。

競技が繰り広げられるコリア・インターナショナル・サーキットでも、文化イベントが催される。高空降下示範、吹打隊、神輿行列、カンカンスレ、テコンドー示範、太鼓踊りなど、約400人が参加する群舞公演が見られる。空軍最精鋭飛行団のブラックイーグルチームも、韓国の技術で作ったT−50空軍機で、高難度エアーショーを披露する。



shjung@donga.com