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「拡大される役割、G20制度化の議論必要」 G20シンポジウム開幕

「拡大される役割、G20制度化の議論必要」 G20シンポジウム開幕

Posted September. 29, 2010 07:50,   

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11月、ソウルで開催される第5次主要20ヵ国(G20)首脳会議を機に、G20の役割がさらに拡大し、G20の制度化についての議論が本格的に行われるという見方が示された。

28日、東亜(トンア)日報、韓国開発研究院(KDI)、米ブルキンス研究所が共同主催した「G20ソウル国際シンポジウム」が、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)のコエックスD1ホールで、国内外の関係者400人あまりが参加し、2日間の日程で開幕された。今回のシンポジウムには、G20ソウル首脳会議で話し合われる開発議題、金融安全網、国際機関との協力、グローバル不均衡の問題などをテーマに計8つのセッションが行われる。

米ブルキングス研究所のケマル・デルビッシュ副所長は開会の挨拶で、「世界的な金融危機は、一旦沈静化したものの、まだまだ世界の随所に危機がくすぶっており、先進国の成長鈍化や財政問題で、新興国も困難を強いられている」とし、「G20ソウル首脳会議で、このような議題が集中的に話し合われるべきだ」と話した。

金載昊(キム・ジェホ)東亜日報社長は、「G20首脳会議の開催は、これまで韓国が成し遂げた成果を雄弁している。世界が直面している諸問題を解決するためには、先進国、中進国、開発途上国の協力を欠かせないが、韓国はこの過程で架け橋のような役割ができる国だ」と述べた。

引き続き、基調講演を行った司空壱(サ・ゴンイル)G20首脳会議準備委員会委員長は、「G20は世界同時不況後、マクロ経済の政策協力を引き出し、世界経済が大恐慌へ突入することを防ぎ、このような国際協力を引き続き、維持するためには、G20の制度化が求められる」と述べた。

29日まで進められるG20ソウル国際シンポジウムには、内外の経済界、官界、学会、国際機関から計650あまりの関係者が参加する。



turtle@donga.com achim@donga.com