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行政試験の特別採用枠、現行の37%を維持 政府与党が決定

行政試験の特別採用枠、現行の37%を維持 政府与党が決定

Posted September. 10, 2010 06:53,   

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政府と与党ハンナラ党は9日、政府が先月に発表した行政試験の改正案で、50%まで拡大すると明らかにしていた外部専門家の特別採用枠を現在の水準で維持することを決めた。5級公務員の採用でのこの10年間の特別採用枠の平均は37.4%で、当面この比率が維持される見通しだ。

政府与党は同日、国会で孟亨奎(メン・ヒョンギュ)行政安全部長官や安鍫律(アン・ギョンリュル)国会行政安全委員長が出席した中で会議を開き、政府の行政試験改正案を大幅に見直すことを決めた。外交通商部長官の娘を巡る特別採用疑惑が増幅し、特別採用枠拡大への批判世論が広がったため、これを受け入れたものと見られる。

政府与党はまた、現在の行政試験制度の名称を「5級公開採用試験」に変え、採用人数は現在の300人あまりを維持することにした。現在、省庁毎に行われている特別採用は、行政安全部(行安部)が「採用博覧会」方式で一括して行うことにした。省庁毎にまちまちの採用要件や手続きを統一させることで、志願者らが採用情報を簡単に入手できるように、利便性や透明性を高めるためだ。ただ、具体的な特採規模や時期は、政府の人員需給状況を見守りながら決めることにした。

政府与党は今後、公開討論会を開いて世論を汲み上げた後、公務員採用制度の細部実施案をまとめることにした。国会行安委員会のハンナラ党幹事である金正権(キム・ジョングォン)議員は、「同日の会議で、議員らが国民の気持ちなどを説明し、行安部がこれを受け入れた」と話した。



kimkihy@donga.com