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在庫米が適正水準の2倍に急増、対北支援は時期尚早

在庫米が適正水準の2倍に急増、対北支援は時期尚早

Posted August. 12, 2010 07:59,   

今年も08年以後、3年連続で豊作が予想される中、コメの在庫が急増し、下半期のコメ価格管理に赤信号が灯った。11日、農林水産食品部(農食品部)によると、今年のコメの在庫は、適正水準である72万トンの2倍を越える149万トンに達する見通しだ。相次ぐ豊作で生産量は増加したが、消費量はかえって減少しているからだ。ここに南北関係の悪化により、08年以後、対北朝鮮支援が中断したのも、コメの在庫の増加の一因になっている。

在庫が増えたため、コメ価格は急落している。昨年2月、80キロで16万2188ウォン水準だったコメ価格は、先月13万3500ウォン台まで値下がりした。コメ価格が目標価格(17万83ウォン)に達しない場合、政府が農家支援する変動直払金も、今年1兆ウォンを上回る見通しだ。

農食品部の関係者は、「技術開発と品質改良により、生産量は毎年増えているが、消費量は毎年減少しているため、現在、備蓄米の中には05年に生産されたコメもある」と打ち明けた。

現場でコメを買い収め、流通させる役割を担う米穀総合処理場(RPC)の悩みは、さらに深い。コメ価格の下落により、買い入れ価格より安い値段で販売しているため、損害は増える一方だ。だらかと言って、保管しようとしても、これ以上保管場所がない実情だ。京畿道(キョンギド)北部地域のあるRPC関係者は、「今年1万2500トンの新米が入ってくるはずだが、いくら計算してみても、1万トンぐらいは残りそうだ。手の打ちようがない厳しい状況で、泣きたいぐらいだ」と話した。

政府は、コメの消費向上と共に、供給減少も積極的に推進するという計画だ。合わせて古米を酒精用と飼料用に切り替える方策を慎重に検討している。

一部では、「対北朝鮮支援の再開」をコメ問題の解決の一策として提案しているが、政府は、「まだ検討していない」という立場だ。国際調査団まで加わった天安(チョンアム)艦沈没事件の調査で、北朝鮮によることが明白になったにも関わらず、北朝鮮がまだ「南側のでっち上げ」として猛々しい態度を見せている状況で、政府が対北朝鮮コメ支援カードを持ち出すのは難しいものとみられる。



alwaysj@donga.com