ソウル入りしたメッシ「Ｗ杯でなかったゴール、明日決めたい」

世界最高のスポーツスターは疲れている様子だった。「マラドーナの再臨」といわれるリオネル・メッシのことだ。プロサッカー・スペインリーグ、ＦＣバルセロナのメッシが、韓国とスペインの国交正常化６０周年記念イベントとして組まれたＫリーグ・オールスターとの試合のために韓国入りした。

２日、チームの同僚たちと一緒に仁川（インチョン）国際空港に降り立ったメッシが、宿舎のソウル江西区外鉢山洞（カンソグ・ウェバルサンドン）のメイフィールドホテルで行われた記者会見で発した第一声は「疲れた」だった。

メッシは、「飛行機の中でずっと眠っていた。何時なのかどこなのかも分からないくらい疲れている」と言って笑った。メッシは、記者会見の途中、あくびをするなど、疲れている様子がありありだった。

しかし、試合の話になると目つきが変わってきた。「Ｗ杯でたくさんの機会があったが、ゴールを決められなかった。今回の試合では必ずゴールを決めたい」と話した。また「Ｗ杯の時、たくさん期待し、さらに高いところへ登りたかったが、うまく行かなくて相当がっかりした。しかし、今はこれから先のことだけを考え、前に見せた良い競技力を維持するために努力する」と強調した。

１６９センチの短身である彼は、「背が低くてサッカーを諦めようとする子どもたちに一言したら」という質問に、「最近、Ｗ杯優勝チームの選手らはほとんど背が低い。サッカーでは身長があまり重要でない」と言って、明るく笑った。

バルセロナは３日、調整を行った後、４日午後８時、ソウルＷ杯競技場でＫリーグオールスターと激突する。

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