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政治声明教師の懲戒留保した教育監、1審は無罪判決

政治声明教師の懲戒留保した教育監、1審は無罪判決

Posted July. 28, 2010 07:36,   

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政治声明に参加した教師に対する懲戒議決要求を留保したとして職務遺棄の罪で在宅起訴された京畿道(キョンギド)教育監(教育長に相当)の金相坤(キム・サンゴン)被告(61)に対する判決公判で、裁判所が無罪を言い渡した。これを受け、金教育監は引き続き職務を行うことができるようになった。

水原(スウォン)地裁刑事11部(兪相在部長判事)は27日、金被告に対する第1審公判で、「教師たちの時局宣言をめぐって多様な見解が存在する中で、金教育監が迅速な懲戒よりは慎重な決定をする必要があったはずだ。これは、裁量権の乱用と見がたく、(懲戒を留保する)相当な理由があったものと判断する」と明らかにした。

裁判所は政治声明についても、「学習の現場で行われたものではないため、学習権の侵害ではなく、職務と関連した違法性も軽微に見える。平和的に行われており、反社会的なものでもなかったので、各級裁判所は有罪判決を下しながらも、罰金刑や執行猶予の判決を下した」と説明した。

検察は控訴する意向を明らかにしており、教育科学技術部は「裁判所の第2進判決を見守ってから対応する」という型どおりの答弁をした。

金教育監は、判決直後、「(私を告発し、起訴したのは)最初から法を無理やり当てはめようとしたもので、今回の判決は当然のことであり、至って自然な結論だ」と述べた。



starsky@donga.com