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韓米の外交・国防長官、「北朝鮮、また挑発すれば深刻な結果を伴う」

韓米の外交・国防長官、「北朝鮮、また挑発すれば深刻な結果を伴う」

Posted July. 22, 2010 08:42,   

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韓国と米国の外交・国防長官らが21日、北朝鮮に対し、「韓国への追加攻撃や敵対行為などいかなる無責任な行動に対しても、深刻な結果が伴うだろう」と警告した。ロバート・ゲーツ米国防長官は、「北朝鮮は後継者の継承計画が進行中であり、今後も挑発行為があり得る。北朝鮮の追加挑発に対する確証はないが、綿密に注視し、警戒を続ける必要がある」と強調した。

両国の長官らは同日、外交・国防長官会議(2+2会議)で採択した共同声明を通じ、「天安(チョンアン)艦事件のような無責任な軍事的挑発は、韓半島だけでなく、域内の平和と安定に重大な脅威になるということで意見が一致した。北朝鮮は、天安艦攻撃の責任を負わなければならない」と促した。

さらに、北朝鮮の核問題について、「北朝鮮は、完全かつ検証可能にすべての核計画と核兵器の追求を放棄し、非核化に向けた意志を具体的な行動で示さなければならない」と明らかにした。柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官は、「今は、天安艦の出口戦略の検討段階ではない。北朝鮮が過ちを認め、謝罪し、再発防止を約束するようあらゆる国際的な努力をする時だ」と強調した。

また、両国の長官らは、天安艦事件の対応措置として、東海(トンへ・日本海)と西海(ソヘ・黄海)で連合軍事演習を実施する計画を明らかにし、「北朝鮮のいかなる威嚇も、抑止・撃退できる堅固な連合防衛態勢を維持していくことで合意した」と強調した。また、両国首脳が、戦時作戦統制権の返還時期を15年12月に延期することで先月合意したことと関連し、新計画「戦略同盟2015」を今年10月にワシントンで開かれる韓米定例安保協議会議(SCM)で完成することで一致した。

両国は今後、必要に応じ、長官級2+2会議の開催を検討することで合意し、外交・国防当局間次官補級2+2会議を定例化することで合意した。



spear@donga.com