民主党や民主労働党など一部の野党は、7.28再選・補欠選挙を、「主要4河川への審判選挙」として行う意志を明らかにしている。民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表は昨日、野党4党の代表らと会った席で、「国民は、6.2統一地方選挙で、主要4河川を巡り、イェローカードを示した」と言い、「再選補欠選挙では、レッドカードを確実に示すべきだ」と主張した。
主要4河川事業の柱は治水や水資源の確保だ。川底が周辺の平地より高く、浸水被害に頻繁に見舞われる榮山江(ヨンサンガン)は、主要4河川事業により、川底の土を掘り出したため、先週末の集中豪雨にも洪水は起きなかった。主要4河川流域の洪水被害額は毎年1兆5000億ウォンに上る。被害修復費としても、2兆4000億ウォンがかかる。10年間なら実に24兆ウォンに上る。22兆ウォンをかけて主要4河川事業を済ませば、洪水心配や旱魃の時の水を巡る心配もなくなる。ならば、頭から反対ばかりすることでもないではないか。
主要4河川事業への反対勢力は、堰の建設も「川殺し」だと罵倒する。わが国は、夏の梅雨時期に全ての雨が降り、海へと流れてしまい、渇水期には川が底が現れる。生活の質と直結される水資源の確保に向け、ダムや堰の建設が必要だ。今は、セメントの堰ではなく、上下に動く稼動堰を設置し、下にたまった水を排水するため、水が腐る心配もない。
1986年の総合開発の際、水中堰を設置した漢江(ハンガン)は、当時、24種だった魚類が、現在は71種へと増えた。その時は、88%がコンクリート護岸(傾斜面)だったが、エコ技術が発達した今、主要4河川に入るコンクリートは6%ほどであり、残りは木々や草のような自然型護岸で造成された。暑い夏の夜なら、漢江川辺は、周辺の住民が涼を求め、レジャースポーツを楽しむ親水空間となっている。
民主党も、朴鉂瑩(バク・ジュンヨン)全羅南道(チョンラナムド)知事は、住民がなぜ榮山江再生事業を積極的に支持するのか悩んでみてほしい。黒い水が流れ、悪臭を放つ榮山江は、どうせ政府が勝手に整備するはずだから、「4河川への反対」という政治性スローガンで、票さえ獲得すればよいと言う態度なら、政権政党の代案政党といわれる筋合いなどない。
政府や主要4河川再生推進本部は、より多くの国民と会って、政策を正しくPRし、反対勢力の根拠無き主張には、積極的に反ばくする必要がある。「自分のやることは正しく、がむしゃらに推し進めるから、ついて来い」のようなやり方では、国策事業の軟着陸は難しい。反対運動を行う宗教界や環境団体の人々を連れて、現場を見せ、主要4河川事業に賛成する住民との出会いを仲介し、徹底討論を行えば、反対のための反対は減ることになるだろう。






