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児童性的暴行犯に対する「化学的去勢」、人権委が公論化へ

児童性的暴行犯に対する「化学的去勢」、人権委が公論化へ

Posted July. 12, 2010 04:54,   

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国家人権委員会が最近議論になっている児童対象性的暴行犯に対する「化学的去勢」と「身の上公開」問題をめぐって討論会を開くなど、公論化に乗り出す。人権委は今回の討論会で話し合われた内容を土台に、今年度中に国会と政府に科学的去勢や性犯罪者の顔の公開問題についての意見を明らかにし、改善勧告を出す予定だ。

人権委は15日午後2時、ソウル中区武橋洞(チュング・ムギョドン)の人権委事務室で「児童性的暴力の被害防止と人権」というテーマの討論会を開くと、11日、明らかにした。同日の討論会では性的犯罪者の化学的去勢、電子足輪の効用性、性的暴力被害者の二重被害の防止、凶悪犯の身の上公開問題など、児童性的暴力にまつわる全般的な問題が討議される予定だ。警察大学のピョ・チャンウォン教授と西江(ソガン)大学法学専門大学院のイ・ホジュン教授が主題発表を行い、女性家族部や女性団体、警察、言論界などで8人の専門家が討論に参加する。

人権委の関係者は、「政府省庁でも最近相次いでいる児童性的暴力事件の対応策のため苦心していると聞いている。これと関連して社会的な合意が必要だという判断から討論会を開くことにした」と話した。

人権委は昨年6月、手錠と捕縄がかけられている状態の収監者の顔を露出するのは人権侵害だと決定したことがある。しかし、3月、「キム・ギルテ時間」と連携された凶悪犯の顔の公開や先月国会で成立した未成年者性的暴行犯対象の「化学的去勢」と関連しては意見表明や勧告を出したことがない。

人権委は、「処罰を強化するだけでは児童対象の性犯罪が減少するかに問題意識を持っている専門家が少なくない。国会で成立した科学的去勢問題も反論が提起されているだけに、十分な討論と議論を経て意見をくみ上げる計画だ」と話した。



jmpark@donga.com