オバマ大統領、「訪韓前に未解決争点の交渉開始」を指示

オバマ米大統領は７日（現地時間）、「１１月に韓国を訪問する前に、韓米自由貿易協定（ＦＴＡ）の未解決争点の解決に向けた交渉を始めるよう指示した」と明らかにした。

オバマ大統領は同日、ホワイトハウスで、５年内に輸出を２倍増加や７万の雇用創出計画を説明した後、「韓米ＦＴＡは、両国国民に新たな雇用と機会を提供するだろう」としてこのように明らかにした。

ロバート・ギブス大統領報道官は、定例会見で、「オバマ大統領が、１１月のソウル訪問を控えて、私たちの見解では、解決が可能で、解決しなければならない未解決の問題があると話すのを聞いただろう。ソウル訪問前に、未解決の問題が解決されることを期待する」と述べた。

さらに、ギブス報道官は、「ブッシュ政権時代に締結した韓米ＦＴＡに含まれた一部自動車条項に憂慮を抱いている。オバマ大統領も数年前から、そのような憂慮を指摘している」と話した。そして、「私たちが未解決問題を検討する理由の一つは、一部の自動車条項だ」と明らかにした。これは、今後行われるＦＴＡ追加議論で、自動車問題の解決を強く求める考えを明確にしたものだ。

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