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プロバスケのFA、過熱する争奪戦

Posted May. 22, 2010 08:07,   

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プロバスケットボールの自由契約選手(FA)に対するスカウト申入書の提出が締め切られた20日、ソウル江南区論峴洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)の韓国バスケットボール連盟会議室で変な場面が見られた。球団の関係者らが集まり、まるで水産市場で競売デモするかのようにお互いのスカウト条件をやり取りしている。「A選手からしましょう」「私たちは2億5000万ウォンです」「ほかはないんですか」「私たちは3億6000万ウォンを書きました」。

今季からFAの迎え入れが公開入札方式のプスティングシステムに変わり、このような競売差ながらの場面が展開されたのだ。ほかの球団より多くの年俸を提示しなければ希望する選手をスカウトできないため、球団は申入書の提出の締め切りぎりぎりまで激しい駆け引きを繰り広げた。かつては、選手が希望する球団を選ぶことができたが、裏面契約の論争が激化したことから変更された。一部選手らは、年俸を低価格で書く球団を選択し、裏金取引の疑惑が持たれたりもした。

ところが、今回変わった制度は、一方的に初年度の年俸のみを選択基準としたため、契約期間やインセンティブなどほかの条件はまったく考慮されず、就業選択権を制限したという指摘が多い。

選手獲得をめぐる加熱競争で年俸があまりにも膨れ上がったという高コストバブルの論争も再燃された。SKは、モービスからFAで自由になった金ヒョボムを望む球団が多いものと予想し、5億ウォン以上の巨額を掛けた。海外に滞在しているSKの辛善宇(シン・ソヌ)監督は、ほかの球団の事務局長に金・ヒョバムを指名するかどうかについて直接意向を問うなど、情報収集を行っている。ところが、蓋を開けた見たら、金ヒョボムを望んだ球団はSKだけだった。

元所属球団との優先的交渉期間には他球団と接触できないにもかかわらず、複数の監督は選手らを別途に会ったといわれている。

論争のFA制度が今回のエアコンリーグにも尾を引いている。



kjs0123@donga.com