Go to contents

「人民軍が敵に痛快な報復」北朝鮮労働党が内部講演で公開

「人民軍が敵に痛快な報復」北朝鮮労働党が内部講演で公開

Posted April. 28, 2010 08:08,   

한국어

北朝鮮の朝鮮労働党が、党員を対象にした講演で、「最近、英雄的な朝鮮人民軍が敵に痛快な報復を与え、南朝鮮が我々の自衛的軍事力に対して、国家的恐怖に震えている」と主張していたことが分かった。

北朝鮮専門のインターネットメディア「デイリーNK」は27日、咸鏡北道(ハムギョンプクト)の消息筋の話として、「24日、穏城郡(オンソングン)のA企業所(工場)の党員対象の『土曜情勢講演会』で、党の細胞書記(細胞=朝鮮労働党の下部組織)がこのように話した」と伝えた。同筋は、「人民軍創建記念日(25日)を迎えて開かれた講演会は、『我々の軍事力に対して、自負心と矜持を持とう』という内容で行われた。党細胞書記は、韓国軍艦沈没事件については直接言及しなかったが、出席した党員は、うわさが流れていた同事件が実際にあったことを確信することになった」と話したと、デイリーNKは伝えた。

一方、海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件の背後として浮かび上がっている人民武力部傘下偵察総局指揮部の呉克烈(オ・グクリョル)国防委員会副委員長と金英徹(キム・ヨンチョル)総局長が最近、金正日(キム・ジョンイル)総書記の軍部隊訪問に随行し、姿を現した。

朝鮮中央通信は25日、金総書記が589部隊(偵察総局の対外名称)を視察したという情報を伝え、金総局長が金総書記に随行する写真を流した。呉副委員長も14日、金総書記の567大連合部隊総合訓練視察に随行したと、北朝鮮メディアが報じた。両者が金総書記の視察に随行した様子が北朝鮮メディアに公開されたのは、今回が初めて。



kyle@donga.com