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北朝鮮スパイ、黄長鎏氏暗殺を6年間準備

北朝鮮スパイ、黄長鎏氏暗殺を6年間準備

Posted April. 22, 2010 02:57,   

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黄長鎏(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記を殺害するために韓国に送り込まれた暗殺スパイが、北朝鮮で韓国の自動車修理の技術を習得するなど、韓国社会に定着するために緻密に準備していたことが21日、確認された。

ソウル中央地検公安1部(李鎮漢部長)と国家情報院は、北朝鮮人民武力部偵察総局所属の金ミョンホ容疑者(36・少佐)から、「韓国で資格を取って定着するために、韓国の自動車修理の技術を集中的に学んだ」という供述を得た。また、「韓国の実情をよく理解するために、偵察総局で対南工作員に選ばれた後の数年間、韓国のテレビドラマを見続けた」という供述も確保した。金容疑者の自動車修理技術の習得などは、北朝鮮がスパイの韓国社会への適応のために実施する特別プログラムである「南化教育」だ。

また、検察は、金容疑者とともに韓国に送り込まれたドウ・ミョングァン容疑者(36・少佐)が国内に入国した当時、黄元書記の親戚のふりをしたのは、昨年11月に韓国に来た当時、偵察総局長の金英徹(キム・ヨンチョル)上将が、「南朝鮮に侵入して黄長鎏を消せ。黄長鎏の親戚になりすますのがいいだろう」と直接指示していたことによるものと把握されたと説明した。

検察と国家情報院は、暗殺スパイが国内で接触しようとしたスパイ網を捜し出すために捜査を続けていると明らかにした。



jefflee@donga.com