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「目と目で通じあうような…」 許監督、選手同士の意思疎通を重視

「目と目で通じあうような…」 許監督、選手同士の意思疎通を重視

Posted April. 22, 2010 02:57,   

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サッカーの許丁茂(ホ・ジョンム)韓国代表監督はワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を50日後に控えて、自信を語った。

「弱いチームなどない」と慎重な姿勢で一貫していた態度とは様変わりだった。依然として「B組のギリシアとアルゼンチン、ナイジェリアは簡単な相手ではない。客観的な戦力では劣るが、ベストを尽くして相手を苦しめるくらいの準備はできている」と話した。と言いながらも、「欲を言えば優勝したい。選手たちには波乱を起こす準備ができている」と言うなど、W杯初のアウェー16強入りの新たな歴史を作る自信があることを仄めかした。

「8強、4強、さらに優勝への欲求がない人なんていないでしょう。しかし、現実を直視するべきです。今は16強入りが最優先の目標です。一つ一つ分析して、組み立てて行きますので、見守ってください」

許監督は、2002年韓日W杯のときとは違って、合宿練習ができず、選手間のコミュニケーションに主眼を置いている。許監督は、「本大会までに補足すべきことは一つや二つではない。とても多い。しかし現実的に最大の問題は、選手間の意思疎通だ。それぞれのリーグに集中しているために、目つきだで通じるような感覚が衰えてしまった」と話した。

5月初めに最終メンバーを発表して招集すれば、最もに重点を置くべきことはコミュニケーションだ。意図的に疎通を強調するよりは、練習を通じて自然と、お互いを信じて従うようなチーム作りをしたい考えだ。

「コーチ陣と選手間の信頼も大事だけど、選手同士の信頼も重要なんです。お互いを信じてプレーできてこそ、真のチームワークが生まれる。主将朴智星(パク・チソン)を中心に選手たちが一つになるようにすることが、今のコーチ陣がするべき最優先の課題です」

こういう考え方で取り組んでいるため、許監督は最近、代表采配でもやる気満々だ。朴智星を中心にした堅調な組織力も引き出せる。許監督は、「勝利も重要だけど、まずは選手たちが堂々と、しかも愉快に試合に臨めるような雰囲気作りを心がけている」として、楽しい練習を掲げている。

「選手たちは常に国民を楽しませる準備ができています。今は、ファンの皆さんが選手たちにエールを送ってくださる時です。きちんとした準備で、必ずファンの皆さんの応援に応えます」



yjongk@donga.com