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「しっかりやれ」「党の看板を下ろせ」追い込まれた民主党の丁代表

「しっかりやれ」「党の看板を下ろせ」追い込まれた民主党の丁代表

Posted April. 20, 2010 04:14,   

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6・2地方選挙の野党連帯が、交渉締め切り期限の19日まで産みの苦しみ味わった。野党間の意見の相違が縮まらないうえ、野党第一党の民主党内部でも、連帯方式への反発が強いためだ。

同日開かれた民主党最高委員会議には、文学振(ムン・ハクチン=京畿道河南)、全恵淑(チョン・ヘスク=比例代表ソウル広津甲地域委員長)ら、民主党が地方自治体首長候補を別の野党に譲歩することにした地域選挙区の議員らが出席し、丁世均(チョン・セギュン)代表を強く批判した。文議員は、非公開の会議で、丁代表に「(事案を)軽く見ず、しっかり処理しろ」と大声を上げ、会議室の外に出て行ったという。

秋美愛(チュ・ミエ)議員(ソウル広津乙)は18日の夜、非公開の最高委員会議で、「独善的な党運営を見ると、民主党という看板を下ろすべきだという思いしか浮かばない」と話し、党執行部を真っ向から批判したという。

一方、全羅道(チョルラド)の場合、光州(クァンジュ)西区または北区、全羅南道順天(チョンラナムド・スンチョン)の地方自治体2ヵ所に、民主党から候補を出さないことで歩み寄りを見せたが、民主労働党などは2つの地域の広域・基礎議員も要求している。

これに反発し19日午前、光州西区党員らが、汝矣島(ヨイド)の民主党本部を抗議訪問した。朴柱宣(パク・ジュソン)最高委員は、「このような内容で交渉が妥結しても、最高委員会と党務委員会で追認を受けることは難しいだろう」と話した。

一方、京畿道(キョンギド)知事候補の一本化も、国民参加党候補の柳時敏(ユ・シミン)元長官が19日に一本化方式に反発したことで、新たな局面に入った。柳元長官は同日、あるラジオ番組のインタビューで、「受け入れることはできるが、非常識な内容だ。このような案を提示した民主党が公党として果たして可能なのか。昔の武侠小説で言えば、あらゆる詭計や謀略を潜ませているような案だ」と非難した。

国民参加党のヤン・スンピル報道担当は、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「世論調査50%+国民参加の党内選挙50%」で、統一候補を選ぶという大枠は認めるが、△選挙人団の年齢別の割当、△世論調査の質問項目など詳細事項の問題を議論しなければならない」と述べた。これに対し、民主党の金振杓(キム・ジンピョ)候補側は、「野党連帯を壊そうと決意したかのようだ」と話した。



polaris@donga.com