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北朝鮮、国連記者室に「太陽節」報道資料を配布

北朝鮮、国連記者室に「太陽節」報道資料を配布

Posted April. 10, 2010 03:04,   

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国連の北朝鮮代表部が最近、国連本部の記者室に、故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である太陽節(the Day of the Sun・4月15日)を広報する報道資料を配布し、注目を集めている。9日現在、ニューヨークの国連本部の記者室入口にある報道資料箱には、「永遠の太陽(Eternal Sun)」というタイトルの3ページの英文資料が置かれている。国連の北朝鮮代表部が、全世界から派遣された国連担当記者に配布したものだ。

先月29日付の同報道資料には、「北朝鮮人民は、金日成主席の誕生日の4月15日を太陽節として記念している。社会主義コリアの創始者である金主席は、最高レベルの光と熱、魅力を有しており、太陽にたとえられる」と書かれてある。

また、「金日成主席の誕生は、人類の歴史で時代の新紀元を画する」とか「主体思想は、抑圧される世界人民に自分たちが運命の主人であることを自覚させた」、「人民は神というモットーで、人民と交流した金主席は、無償医療や教育を提供し、税金を撤廃した。太陽が不滅なように、金日成主席も人類の胸の中に生きている」と締めくくるなど、金主席を神格化し美化する表現で埋め尽くされている。

国連記者らは、北朝鮮側のこのような行動は異例であるという反応を示した。

いっぽう、国連の北朝鮮代表部のある職員は、過去に太陽節の報道資料を出したことがあるのかという質問に、「私たちが日常的にする業務だ。毎年出してきた」と答えた。



higgledy@donga.com