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張흠森駐韓中国大使、「韓中関係の進展を」

張흠森駐韓中国大使、「韓中関係の進展を」

Posted March. 18, 2010 04:08,   

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駐韓中国大使に任命された張흠森氏が17日午前、中国・上海の浦東空港に到着した柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官を機内で出迎えた。中国の外交高官が、韓国の外相を機内まで来て出迎えたのは、異例のことだ。張氏は、柳長官と楊潔篪外交部長との会談、温家宝首相との会談など、19日までの柳長官訪中日程を「栄誉随行」する。

張氏に対する韓国政府のアグレマン(外交官着任を同意)の手続きは異例に早く終わった。政府は、アグレマンの手続きを受け(6日)、10日後の16日に処理を終え、近く中国に通知するという。通常、アグレマンの手続きは、2週間から1ヵ月程かかるとされている。外交部当局者は、「昨年、柳佑益(リュ・ウイク)駐中大使のアグレマンの手続きを中国政府が、17日で処理したことに応える性格が強い」と話した。

張氏は同日、記者団に対し、韓中関係を「百尺竿頭更上一楼(現在の最上関係をさらに一段階引き上げる)」と表現した。これは、「申し分ない良好な関係」を意味する時に使う表現だと、中国側の通訳は説明した。

張氏は、「韓国は中国と近隣国とし、これまで深い関心を傾けてきた。私にとって、韓国は今、厚い本であり、これから一生懸命読む」と話した。また、張氏は、「韓国企業が(中国で)活発にビジネスを行い、韓中貿易が1800億ドル(香港経由含む)に達した点を誇りに思う。在任期間中に2000億ドル水準になるよう努める」と抱負を語った。

韓中国交正常化前の90年に韓国を訪れた張氏は、「20年前、韓国はアジアの四龍の一つだった。訪韓当時、韓国の経済や社会と文化の発展ぶりを見て、大いに感銘を受けた」と話した。



spear@donga.com zeitung@donga.com