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米国務省高官「韓半島に新たな地域MD推進」

米国務省高官「韓半島に新たな地域MD推進」

Posted March. 06, 2010 09:24,   

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米国は、韓国を狙った核や弾道ミサイルの脅威に対応するための「地域ミサイル防衛(Regional Missile Defense)」に新たに投資する計画だと、マイケル・シーファー米国防副次官補(アジア太平洋安全保障担当)が明らかにした。

シーファー副次官補は5日、東亜(トンア)日報に送っきた「4年ごとの国防計画見直し(QDR)と韓半島」というタイトルの特別寄稿で、「韓国と米国を狙った核や弾道ミサイルの脅威が存在し、徐々に大きくなっている」とし、このように明らかにした。このような言及は、米国のMD体制への参加を拒否する韓国政府に対して、新たな構想の「地域MD」の参加を望む間接的な要請とみえる。

特に、シーファー副次官補は、「地域MD」について、「もう少し柔軟で簡単に配置でき、アジアの独特の必要に応じて仕立てることができる(tailored)。大陸間弾道ミサイル(ICBM)に対応する戦略ミサイル防衛とは違って、短距離や中距離弾道ミサイルに対応するためのものだ」と説明した。

これに対して、政府当局者は、「昨年12月にワシントンで開かれた韓米間政治・軍事(Pol-Mil)協議体の『2+2局長会議』で、米国側が『地域MD』投資計画を説明した」とし、「地域の事情に合わせた段階別(phased)アプローチ構想を持っているというが、具体的な計画は公開されなかった」と話した。



spear@donga.com