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貯蓄銀行の金利 都市銀行より6%も高く、庶民恩恵薄い

貯蓄銀行の金利 都市銀行より6%も高く、庶民恩恵薄い

Posted February. 22, 2010 09:25,   

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世界的な金融危機以降、貯蓄銀行や信用協同組合(信協)など、庶民向け金融機関でお金を借りる人は大幅に増えたが、貸出金利は依然として高い水準を維持していることが分かった。

21日、中央銀行の韓国銀行によると、ノンバンクの預金取り扱い機関の家計向け貸出の残高は、昨年11月末現在、137兆6600億ウォンで、前月に比べて2兆1080億ウォンが増えた。昨年4月以降8ヵ月連続で増加しており、04年末以降、58兆4470億ウォンも急増した。ノンバンクの家計向け貸出が全体の家計向け貸出で占める割合も07年1月は21.7%だったが昨年11月には25.2%に増加した。

反面、庶民向け金融機関の貸出金利は、銀行と比べてだんだん高くなり、世界的な金融危機以降、低金利の恩恵が庶民には相対的に行き届いていないことが分かった。貯蓄銀行の一般貸出金利は、昨年平均12%で、銀行の平均(5.65%)より6.35%ポイント高かった。07年、4.37%ポイントだった貯蓄銀行と都市銀行間の貸出金利の差が2年間で約2%ポイントもさらに広がった。また、信協の昨年の一般貸出金利は平均8.03%と銀行との差が2.38%ポイントで、00年以降9年ぶりに最大幅を記録した。単位農協の貸出金利も、昨年平均7.09%と、銀行との金利差が1.44%に達した。



jaeyuna@donga.com