「ろうそく募金」を酒とつまみを買うのに使ったとして横領の容疑で起訴されオク某被告(30)に無罪が言い渡された。ソウル東部地方裁判所第1刑事部(崔復奎部長判事)は19日、08年の米国産牛肉輸入反対デモの時に集めた募金の一部を私的に使用した容疑(横領など)で起訴されたオク被告に対する控訴審公判で、罰金100万ウォンを言い渡した一審を破棄し、無罪判決を下した。
裁判官は、「酒やつまみなどを、特定のデモ参加者ではなくデモの現場にいた不特定多数が徹夜をして一緒に飲み食いし、切断機とはしごは、デモ現場で使うために購入した。デモ支援のための募金の目的から外れた支出や、被告人の個人的な利益のための支出と見ることはできない」と判決理由を明らかにした。