写真で見た「０９年、スポーツの感動の瞬間」

勝ったものの、悲しく泣いた。東義（トンウィ）大学は７月８日、会長盃全国大学野球夏季リーグで優勝した。選手らは、優勝の場面を見られず、４日前にガンで他界したチョ・ソンオク監督を思いながら、涙の空の胴上げをした（写真１）。申智愛（シン・ジエ）が１１月２４日、米女子プロゴルフ（ＬＰＧＡ）ツアー・チャンピオンシップ最終ラウンドの１８番ホール（パー４）でバーディーに失敗後、残念がっている（写真２）。申智愛はこの大会で１打減らしていたら、今年の選手賞を獲得できたかも知れない。しかし、全てを持つことはできない。彼女は今季３勝を記録し、１９７８年、ナンシー・ロペス以後、３１年ぶりに新人王と賞金王を同時に輝いた。「北京の英雄」朴泰桓（パク・テファン）が７月、イタリア・ローマで行われた世界選手権大会で、クロール２００メートル・４００メートル・１５００メートルの３種目に出場したが、メダルどころか、決勝戦進出にも出られなかった（写真３）。