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カンボジア・ラオス・ベトナムを最優先支援へ  政府がODA政策樹立

カンボジア・ラオス・ベトナムを最優先支援へ  政府がODA政策樹立

Posted November. 24, 2009 08:20,   

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25日、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)に韓国の加盟が確定的な中、公的開発援助(ODA)政策の先進化に向けた政府の国家別支援戦略が公開された。

東亜(トンア)日報が、23日に入手した外交通商部(外交部)内部報告書「無償援助重点協力国国別支援戦略(2009〜2011年)」によると、政府はラオスやイラク、ナイジェリア、グアテマラ、ウズベキスタンなど19カ国を対外無償援助重点協力国に選定し、国家別支援戦略を立てた。同報告書は、援助を受ける地域および国家の貧困現況と経済開発計画、韓国の支援現状と評価および教訓を提示し、国家別の特性と必要性を考慮した分野別援助戦略を提示した。

これによると、政府はアジアを無償援助の最優先支援地域と規定し、全体無償援助の40〜50%を維持することを基本推進の方向と定めた。特に、新興投資先に浮上しているCLV(カンボジア、ラオス、ベトナム)など最貧国を中心に支援する方針だ。アフガニスタンの復興も重点支援計画に含まれた。支援方法と関連し、韓国の経済開発5ヵ年計画やセマウル運動など、貧困の克服と経済開発の経験を伝授する事業を拡大する考えだ。

アフリカの場合、多くの国家が高債務国、最貧国である点を考慮し、向こう3年内に韓国全体ODAの20%以上をアフリカに支援し、世界最大貧困地域に挙げられるサハラ砂漠以南国家であるエチオピアとタンザニアに対する支援を重点的に拡大する計画だ。中東地域は、有償と無償援助合わせ2億ドル規模のイラク復興支援事業を2011年まで持続し、パレスチナ、ヨルダンなどの近隣国家にも2010年までに2000万ドルの支援を履行するなど、中東平和に貢献する方針だ。

外交部の呉俊(オ・ジュン)多者外交調整官は23日、定例会見で、「25日にパリで開かれるOECD特別会議で、韓国のDAC加盟が確実視されている」と明らかにした。韓国のDAC加盟は、国際社会の援助を受けた国の中で、世界で唯一他国に援助する供与国に変貌した韓国を、国際社会が援助先進国に認定するという意味を持つ。呉調整官は、「政府はDAC加盟を機に、援助の量と質を高める方針だ。無償援助の割合を90%にまで拡大し、条件付でない(非拘束性)援助も2015年までに75%に拡大する」と明らかにした。

一方、李明博(イ・ミョンバク)大統領は同日、大統領府でセネガルのワッド大統領と首脳会談を行い、「韓国は、2010年をアフリカ全ての国と経済・文化協力の関係を発展させていく年と定めた。韓国は、貧困と低開発の苦しみをどの国よりもよく知っており、これを克服する方法と経験を持っている。アフリカの発展と跳躍を支援できるだろう」と述べた。



zeitung@donga.com