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KIA、羅志完のサヨナラ本塁弾でKS制覇

KIA、羅志完のサヨナラ本塁弾でKS制覇

Posted October. 26, 2009 09:11,   

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トミー・ラソーダ元LAドジャーズ監督は、「1年の中で一番悲しい日は、野球シーズンが終わる日だ」と話した。

24日、蚕室(チャムシル)球場で行われたKIAとSKの韓国シリーズ第7戦は、来春、プロ野球がまた開幕するまで、野球が観れないというのが悲しく感じられるほどの名勝負だった。最後の勝者は、「秋の英雄」羅志完(ナ・ジワン、24)がサヨナラ本塁打を放ったKIAだった。

伝統の名家・KIAが12年ぶりに韓国シリーズの首位に返り咲いた。KIAは5対5だった9回裏1死後、羅志完が劇的なサヨナラ本塁打を放ち、6対5で痛快な逆転勝ちを収めた。1997年9度目の優勝を飾った後、長期間振るわなかったタイガーズは、同日の勝利で通算10度目の韓国シリーズの覇権を握った。

01年、ヘテからKIAへ看板を取り替えた後の初優勝。タイガーズは、10度韓国シリーズに進出し、10度のいずれも優勝する珍記録も立てた。

同日の主人公はプロ2年目の羅志完だった。彼は1対5とリードされ、敗色が濃かった6回裏、門倉健を相手に中央のフェンスを越す2点本塁打を放ち、追いかけの土台を作った。

9回裏にはSKの必勝カードの蔡秉龍(チェ・ビョンヨン)を相手に、ボールカウント2ストライク2ボールで、左側のスタンドの上部へ飛んだサヨナラ本塁打を放った。ボールがバットに当る瞬間、2万9000人の満員観衆が同時にパッと立ち上がったほど痛快な本塁打だった。



uni@donga.com