鳩山由紀夫（写真）日本首相が来月９日、韓国を訪問することが２７日分かった。政府の消息筋は、「鳩山首相が１０日、北京で開かれる韓日中３カ国首脳会議への出席に先立ち、９日訪韓して韓日首脳会談を行う予定だ」とし、「これは日本の政権が入れ替わった後も韓日首脳同士のシャトル外交が持続されることを確認することだ」と話した。読売新聞も「日韓首脳会談の直後、鳩山首相が北京へ向かう」と２６日、報道した。
これに先立ち、李相得（イ・サンドゥク）韓日議員連盟会長は１９日、小沢一郎民主党幹事長に、権哲賢（クォン・チョルヒョン）駐日大使は、１８日、岡田克也外相に鳩山首相の早期訪韓を要請した。
日本政府は鳩山首相の訪韓日程について、韓日中首脳会談の前と後を置いて検討してきたが、韓国を重視するという点を強調するため、韓日首脳会談の日程を先に決めたものと見られる。韓日首脳会談では北朝鮮の核問題が集中的に話し合われる見通しだ。日王（日本語では天皇）の訪韓問題も協議されるか注目されている。
一方、柳明桓（ユ・ミョンファン）外交通商部長官と中国の楊潔チ外交部長、岡田外相は２８日、中国上海で外交長官会議を開き、北京韓日中首脳会議の準備具合と３カ国間の協力事業について話し合う予定だ。
外交長官らは、３カ国首脳会議の議題や韓国が来年１１月に開催する５回目の主要２０カ国（Ｇ２０）首脳会議での協力方策などを話し合う予定だ。また、李明博（イ・ミョンバク）大統領が北朝鮮の核問題の解決策として示した「グランドバーゲン」構想についても協議する見通しだ。
jkmas@donga.com spear@donga.com
About Dong-A Ilbo