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「米朝対話、期待より早くない」

Posted September. 26, 2009 07:51,   

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米国を訪問した政府当局者は24日、「米国と北朝鮮の2国間対話の速度は、一般の期待より早くない。米朝対話が差し迫ったという推測は少し時期尚早だ」と話した。同当局者は、国務省のジェームズ・スタインバーグ副長官、カート・キャンベル次官補(東アジア太平洋担当)、ソン・キム6者協議米国首席代表らと会い、北朝鮮の核問題を話し合ったと紹介し、「米国は最初から、そのように急いで考えていなかった。(2国間対話を)急ぐ必要もないだろう」と伝えた。同当局者は、「1〜2ヵ月の間に、追加接触があると予想される」と話した。

同当局者は、「制裁履行と対話摸索という既存の『ツートラック・アプローチ』を維持し、北朝鮮に誤ったシグナルを与えず、6者協議を復帰させるための努力をしている。米朝2国間対話が本格的な交渉の場ではなく、対話を始めるとしても制裁があいまいになることはないという点を明確にする」と強調した。そして、「新たな生産的な対話を模索する」として、韓米間協力をはじめとする5ヵ国協議の気流を伝え、「李明博(イ・ミョンバク)大統領が明らかにした『グランド・バーゲン』もそのような努力の一環だ」と説明した。

同当局者は、「05年の9・19南北共同声明は、ロードマップでなく一種の『意向書』であるため、今や核問題を完全に解決する一つの完結的な合意書を作る努力が必要だ」とし、「段階を分けて毎年一度合意し、北朝鮮が合意事項を破り、再び新たな交渉をするといったパターンを破るという意味も含まれている」と話した。同当局者は、07年の2・13合意は、北朝鮮の核兵器問題を議論できなかったという点を想起させた後、「終着駅がどこかも分からない交渉をしないという韓米両国の意志は断固としている」と話した。

18日、中国の戴秉国外交担当国務委員が伝えた北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の「2国間および多国間交渉の用意」発言についても、「金総書記の発言が要点だけを述べた側面があり、依然として真意を把握しているところだ」と慎重な反応を示した。



triplets@donga.com