Go to contents

北朝鮮、カーン博士に300万ドル渡して核技術要請 カーン氏の手紙公開

北朝鮮、カーン博士に300万ドル渡して核技術要請 カーン氏の手紙公開

Posted September. 22, 2009 08:19,   

한국어

90年代末から00年代初めにかけ、北朝鮮に濃縮ウラニウム核技術を伝えたとされるパキスタンの核科学者アブドゥル・カディール・カーン博士の手紙のコピーが公開された。

英紙タイムズは20日付で、カーン博士が、核技術流出経緯などを記録し、03年にオランダに住んでいた妻とロンドンに住んでいた娘に送った手紙のコピーを入手し公開した。同手紙は当時、米中央情報局(CIA)の情報により、パキスタン情報当局がカーン博士の核技術流出疑惑の調査に着手すると、カーン博士が後々のために、密かに作成し、残したものとみられる。

カーン博士は、4枚の手紙で、北朝鮮、イラン、中国などに核技術を流出した経緯を簡略に綴った。北朝鮮の内容で、カーン博士は、「(今は退役したある将軍が)北朝鮮で受け取った300万ドルを持ってきて、設計図と機械の提供を依頼した」と言及した。これに先立ち、パキスタンのムシャラフ前大統領は自叙伝で、カーン博士が北朝鮮に遠心分離機などのウラニウム濃縮技術を提供するなど、核技術を不法流出したと明らかにした。



sechepa@donga.com