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世宗市 、年内をめどに自足機能拡充案を作成

世宗市 、年内をめどに自足機能拡充案を作成

Posted September. 05, 2009 08:15,   

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行政中心複合都市(世宗市)原案の推進をめぐり、政界で論議が広がっている中、政府が、世宗(セジョン)市の「自足機能」を強化する案を研究していることが分かった。政府のある関係者は4日、「世宗市に政府省庁だけを移転しては、2030年に人口50万都市を作るという計画を果せないだけでなく、都市の自足機能も保障できない」とし、「このため、産業施設の誘致など、自足機能を強化する案を考えており、企業の参加を打診している」と明らかにした。

政府は、年内の自足機能拡充案づくりを内部目標にしている。

これと関連して、ハンナラ党の車明進(チャン・ミョンジン)議員は同日、あるラジオ放送に出演し、「世宗市の修正案を大統領府が準備しているのか」という質問に、「そのように承知している。大統領府は考えた案を国会に提出するだろう。そして、国会はこれを冷静かつ客観的に検討するだろう」と述べた。そして、「大統領府は、世宗市を推進するが、これが幽霊都市にならないようにする方法を悩んでいるようだ」と明らかにした。

しかし、朴先圭(パク・ソンギュ)大統領府報道官は、「大統領府が修正案を準備しているという(車議員の)発言は正しくない。ただ、世宗市について地域で世論が分かれている状況を注意深く見ている」と述べた。

朴報道官は、「(世宗市の建設は)非常に大きな歴史であり、大韓民国の未来の発展に役立つ事業であるため、当事者間の意見調整の過程が必要だ。十分な論議が必要だと考える」と指摘した。車議員は、論議が広がると、東亜(トンア)日報の記者に対して、「大統領府も、世宗市の計画変更案を研究しているのではないか。ただ、それについての具体的な内容は知らない。大統領府と意見を交わしてはいない」と説明した。ハンナラ党のある関係者は、「車議員の個人的意見」にすぎないと述べた。

いっぽう、自由先進党と民主党は、3日に鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相内定者が、「原点に戻ることは難しいが、原案どおりに進めることも容易ではない」と述べたことを取り上げ、大統領府との事前調整説を提起した。



yongari@donga.com