新型インフルエンザの流行を受け、始業を遅らせたり、休校に入る小中高校が増えている。教育科学技術部(教科部)は、新型インフルエンザのため、全国15の小中高校が始業を遅らせたり、臨時に休校したりしていることが、23日明らかにした。これは先月22日の5校に比べて3倍も増えた規模だ。
地域別にみると、大邱(テグ)=4校、慶尚北道(キョンサンブクド)=3校、京畿(キョンギ)=3校、仁川(インチョン)や大田(テジョン)、全羅北道(チョンラブクド)、忠鋻北道(チュンチョンブクド)、濟州(チェチュ)はそれぞれ1校が始業を延期したり、休校に入った。これらの学校のうち8校は、新学期を始めた後、新型インフルエンザに感染された児童や生徒が後で確認されたため、休校に入っており、7校は感染を懸念して、始業を遅らせた。22日現在、新型インフルエンザに感染されたことが確認された児童や生徒は700人あまりで、全国300校に上る。
教科部は、小中高校の新学期の開始が集中する今週から、大規模な休校や新学期開始を延期する事態が起きりかねないと懸念している。教科部は全国市道の教育庁に公文を送り、小中高校では手洗いなどの個人衛生を徹底するよう指導し、新型インフルエンザの感染危険国家への旅行から戻ってきた生徒は、1週間が過ぎてから登校するように指示した。
ソウル教育庁も新型インフルエンザへの段階別対処要領を、各学校に通知した。
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