Go to contents

先端医療団地の候補地に大邱シンソと忠清北道・五松を選定

先端医療団地の候補地に大邱シンソと忠清北道・五松を選定

Posted August. 11, 2009 08:25,   

한국어

先端医療複合団地の候補地として、慶尚北道大邱(キョンサンブクド・テグ)のシンソ革新都市と忠清北道(チュンチョンブクド)の五松(オソン)生命科学団地が選ばれた。

政府は10日、韓昇洙(ハン・スンス)首相が出席した中で第5回先端医療複合団地委員会を開き、先端医療複合団地の誘致を申請した10地域中、A等級を受けた慶尚北道・大邱のシンソ革新都市と、B等級の五松生命科学団地を最終審議で確定した。

両地域には12年まで、グローバル医療市場を狙った新薬開発支援センターや先端医療機器開発支援センター、先端臨床試験センターなど、それぞれ100万平方メートル規模の総合研究団地が建設される。

同委員会は、「五松のバイオ、大邱の医療機器や新薬、医療サーイスなど、二つの地域の医療関連インフラが差別化されている状況下で、相互補完的な関係を維持し、特化すれば、医療産業の発展だけでなく、国土の均衡発展にも大きく貢献するだろうと判断して2ヵ所を選んだ」と明らかにした。

先端医療複合団として2ヵ所が選定されたことを受け、30年間(09〜38年)投入される予定だった計5兆6000億ウォン(中央政府=2兆ウォン、自治体=3000億ウォン、民間=3兆3000億ウォン)の投資計画は、一部見直されるものと見られる。

大邱のシンソ革新都市は、大邱カトリック大学病院や慶北(キョンブク)大学病院など、医療研究機関との連携が効率的に整っており、集積効果(クラスター)が生まれる可能性もあることから、最も高いA等級が受けた。B等級がつけられた地域のうち最高点がつけられた京畿道光教(キョンギド・クァンギョ)の新都市や江原道原州市(カンウォンド・ウォンジュシ)、忠清北道五松の3ヵ所に対して評価を行った結果、周辺に国策機関やバイオ会社があって相乗効果を生むことができる上、交通の利便性のよい五松生命科学団地を選定した。

先端医療複合団地の事業への期待効果は、医療産業=45兆ウォン、その他の産業への波及効果=37兆2000億ウォンなど、生産増加=82兆2000億ウォン、雇用創出=38万2000人に上る。

しかし、1ヵ所を選んだ後、そこを中心に周辺に広げていく形で地域を発展させるという最初の方針を変更し、2ヵ所を選定したため、地域感情や政治的立場を考慮した妥協ではないかという指摘が持ち上がり、議論が予想される。

全在姫(チョン・ジェヒ)保健福祉家族部長官は、「今回選ばれた地域に対して、早いうちに指定や告示の手続きを経た後、今年中に団地別の細部調整計画や財源調達案などをまとめ、12年までに団地が完成できるよう努力する計画だ」とし、「関係省庁や該当自治体、関係研究機関などと緊密に連携し、先端医療複合団地を有効に運営する計画だ」と話した。



likeday@donga.com