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全教組本部に初の家宅捜索

Posted July. 04, 2009 10:02,   

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警察は先月18日、政治声明の宣言を強行した全国教職員労働組合(全教組)本部に対して3日、急きょ家宅捜索を行った。全教組支部の事務所に対して家宅捜索を行ったことはあるものの、本部に対して家宅捜索を行ったのは1989年の創立以来はじめてのこと。

ソウル永登浦(ヨンドゥンポグ)警察署と銅雀(トンジャク)警察署は同日午前5時ごろ、それぞれ警察官30人あまりを投入し、永登浦区永登浦洞5丁目の全教組本部や銅雀区舍堂洞(サダンドン)のソウル支部に対して同時に家宅捜索を行った。

警察はイントラネットのサーバー10台やパソコン4台、全国代議員大会への参加者の名札201個、書類700ページ分の組織の連絡先や政治声明の宣言と関連した文章などを押収した。

警察は、全教組教師らによる政治声明の宣言と関連して、国家公務員法違反の容疑で捜査を進めており、前日、ソウル中央地裁から令状を受け取った。警察は、押収した資料を基に、チョン・ジンフ全教組委員長など、政治声明の宣言を主導した組合員らを呼んで、国家公務員法の違反容疑で取調べを行う方針だ。全教組は同日記者会見を開き、「不当な公権力の行使だ」と反発した。



constant25@donga.com