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李大統領、「韓—ASEANは新たな成長の軸」

李大統領、「韓—ASEANは新たな成長の軸」

Posted June. 01, 2009 08:03,   

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東南アジア諸国連合(ASEAN、アセアン)との対話関係樹立20周年を記念した「韓—ASEAN特別首脳会議」が、ASEAN10ヵ国の首脳が全員出席した中で、1日、済州道西帰浦市(チェジュド・ソグィポシ)の国際コンベンションセンター(ICC)で開幕する。

李明博(イ・ミョンバク)大統領は首脳会議を翌日に控えた31日行われた「韓—ASEAN最高経営者会議(CEOサミット)」で基調演説し、「アジアは今現在、莫大な成長潜在力を土台に、世界経済の新たな成長の軸として浮上している」と述べ、貿易と投資の拡大、文化・観光交流の拡大、グリーン成長分野の協力拡大といった韓—ASEAN3大協力方策を提案した。

李大統領は、「韓—ASEANは量的に成長した経済関係をもとに、『実質的なビジネス共同体』を構築しなければならない」とし、「経済領域で一つの共同体になり、自由にビジネスできるようにしなければならない」と強調した。

これに関連し、韓国とASEANの首脳らは、首脳会議最終日の2日、「韓—ASEAN投資自由貿易協定(FTA)」に署名する予定だ。これで韓国とASEANは04年11月30日の首脳会議でFTA交渉開始を宣言して以来、4年6ヵ月ぶりにFTA投資協定の手続きを終了することになる。投資協定は双方の議会の批准同意を経て、発効の運びとなる。韓—ASEAN商品貿易協定とサービス協定は07年6月1日と先月1日にそれぞれ発効された。

一方、李大統領は31日、ICCでアビシット・ウェチャチワ・タイ首相と首脳会談を行い、両国関係の発展策などについて話し合った。両首脳は、北朝鮮の2度目の核実験が国際非拡散体制に逆行し、東アジアと世界平和の安定を阻害するものであるということで意見を共にした。

アビシット首相は、「まもなく開幕するASEAN地域安保フォーラム(ARF)で北朝鮮の核問題について話し合う予定だ」と述べ、李大統領は「ASEANに韓半島の非核化問題に積極的に協力してもらいたい」と訴えた。

これに先立ち、李大統領は、先月30日、大統領府でグロリア・アロヨ・フィリピン大統領と首脳会談を行い、北朝鮮の国連安全保障理事会の決議案の履行と速やかな6者協議への復帰を促し、北朝鮮核の平和的な解決に向け、緊密に協力することにした。



yongari@donga.com leon@donga.com