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拘束中の盧前大統領側近らを一時釈放、「葬儀への出席配慮」

拘束中の盧前大統領側近らを一時釈放、「葬儀への出席配慮」

Posted May. 27, 2009 09:02,   

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朴淵次(パク・ヨンチャ)前泰光実業会長から金品授受の容疑などで拘束・収監されている盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の側近らが、裁判所からの許可を受けて一時的に釈放され、盧前大統領の葬儀に出席できるようになった。

ソウル中央地裁は26日、盧前大統領と親しく同郷の友人であった鄭相文(チョン・サンムン)元大統領総務秘書官や側近だった李光宰(イ・グァンジェ)民主党議員、李康哲(イ・ガンチョル)元大統領市民社会首席秘書官に対して、27日正午から盧前大統領の告別式が執り行われる29日午後5時まで、拘束執行を一時停止した。彼らは同期間、自宅や盧前大統領の遺体安置所、告別式場など、滞在場所が制限される。朴正圭(バク・ジョンギュ)元大統領民政首席秘書官も26日、拘束執行停止の申請を出しており、許可が下りるかどうかは27日に決定される。

拘束執行停止は通常、被告人本人の重病や出産、家族の葬儀への出席などに限って、本人または家族が申請すれば、裁判所が検察の意見を聞いてから判断する。家族ではない前大統領の死去を理由に、側近の人物たちを釈放するのは異例のこと。裁判所の関係者は、「前大統領の死去という特殊性や国民和合などを考慮しての決定だ」とし、「被告人らの逃走の憂慮が少ないことも勘案した」と明らかにした。

大田(テジョン)地裁も26日、横領容疑で拘束・収監されている盧前大統領の後援者であるカン・グムウォン・チャンシン繊維会長に対しては、脳腫瘍を理由に1億ウォンの保証金の供託を条件に、保釈を許可した。裁判所は、「病院2ヶ所に、カン会長の健康状態についての事実鑑定を依頼した結果、『悪性脳腫瘍が見つかり、早急に組織検査や抗癌治療が必要だ』という返信を受けた」と明らかにした。カン会長は同日午後、大田刑務所から釈放されると、即座に慶尚南道金海市進永邑進永邑鳳下(キョンサンナムド・ギムヘシ・ジンヨンウブ・ボンハ)村に設けられている盧前大統領の遺体安置所を訪れた。



bell@donga.com