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新型インフル感染者、米国で1日で59%も急増

新型インフル感染者、米国で1日で59%も急増

Posted May. 08, 2009 08:19,   

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米国で新型インフルエンザA(H1N1)の感染が早く広がり、死亡者がさらに出る可能性が出てきた。AP通信などによると、米国内で新型インフルエンザに感染した人は6日、41州で642人に増加した。5日は38州で403人だったが、1日で59%も感染者が急増したものだ。感染者が発生した地域も広がった。

米国疾病統制予防センター(CDC)のリチャード・ベーサー所長代行は、「50州全体で新型インフルエンザの感染者が発生するとの予想だ。数カ国の感染者の増加傾向から見て、警戒レベルを6段階へ高めないのが、かえって異常なほどだ」と述べた。

メキシコの状況は多少落ち着く方向へ向かっている中で、世界保健機関(WHO)は7日、世界中で感染者が23カ国1893人へ増えたと発表した。

一方、国内では新型インフルエンザの初の感染者と同じ飛行機に乗って帰国した62歳の女性も確定患者だと判明した。3番目の推定患者だったこの女性は、具合が好転し、7日、退院した。

疾病管理本部は、3番目の感染者が最初の感染者の修道女のA氏から飛行機内で感染したかどうかについて精密調査を進めている。また、患者が帰国した後、先月28日、大田(テジョン)に行って戻ってきた時に乗った市外バス(午前9時30分の水原〜東大田行き、午後6時40分の東大田〜水原行き)の同乗客11人の所在の特定に取り掛かっている。

保健当局は、国内で発生した感染者3人がいずれも軽い症状を見せてから回復し、推定患者が4日間も発生していない点を挙げ、新型インフルエンザウィルスの毒性が憂慮していたほどは強くないと見ている。李鍾求(イ・ジョング)疾病管理本部長は、「とりあえず、1回目の危機は乗り越えたようだ」と述べた。

政府は7日、新型インフルエンザA(H1N1)確定患者が発生した米国など15カ国を追加的に旅行警報1段階の「旅行留意」地域に指定した。同日、新たに「旅行留意」地域に指定された国は、米国、カナダ、コスタリカ、ニュージーランド、香港、英国、アイルランド、フランス、ポルトガル、オーストリア、スイス、デンマーク、スウェーデンだ。



esprit@donga.com nuk@donga.com