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成績は気にしない、走りそのものを楽しむ ソウル大陸上部

成績は気にしない、走りそのものを楽しむ ソウル大陸上部

Posted April. 08, 2009 06:10,   

全員が予選落ちしたものの、顔からは笑みが消えなかった。純粋なアマチュアチームであるソウル大学陸上部が7日、安東(アンドン)市民運動場で行われた第64回全国大学陸上競技選手権大会兼第25回夏季ユニバーシアード大会の代表選抜戦に8年ぶりに出場した。

昨年に中国から帰化したワン・リャン(体育教育学科2年)は、男子100メートル予選2組で15秒05を記録した。10秒74で同組1位となった国家代表のヨ・ホスア(聖潔大)とは4秒31も差が付けられた。距離の差は約30メートル。ワン・リャンは400メートルの予選でも1分20秒78で1位の朴サンウ(49秒09、嶺南大)が決勝線を通過してから30秒が過ぎた後、ゴールインした。

それでも彼はずっと笑顔だった。「初出場のせいか、緊張したんですが、楽しかったです」。彼は115キロもある体重を減らすため、3週間前に陸上部に入部した「生粋の素人」。バスケットボールが好きで体育学科に進んだが、肩を怪我してバスケができなくなると、「体重も減らし、格好よくなりたい」という思いから陸上を始めた。

軍隊を除隊して今年、社会科学学科に入学したシン・セホは、兵営生活の楽しい思い出のため、陸上部に加入した。褒美として休暇を与えると言われて、がむしゃらに走ったところ1位となった。今大会は技量を点検するために出場した。しかし、同日、100メートルではファウルで失格となった。400メートルの予選では1分03秒34で、4人の中で4位で予選脱落。彼は、「さすがにエリート選手は速いですね」と言い、「次は記録をもう少し縮めたい」と話した。

ソウル大の陸上部は、これまで運動部の経験が全くない純粋な同好会だ。李ジュンス(体育教育学科4年)が立てた12秒23が、同日のソウル大学の選手が100メートルで出した最高記録だ。7人が出場して全員が予選落ちした。しかし、彼は走りそのものを楽しむ。主将のチョ・ヨハン(体育教育学科4年)は、「優勝は夢にも考えられない。しかし、最善は尽くす。週3日の授業の合間をぬって行う練習ではあるが、みんなが熱心に参加している」と話す。

ソウル大学は陸上部を会費で運営する。そのため、年会費が40万ウォンもする大学選手権の出場には手が届かない。幸い、同門の先輩らの支援で今大会に出場できた。大韓陸上競技連盟の金ドンジュ競技委員長は、「名門大学の選手も陸上をするということを見せてくれたという点で、意義深い出場だった。実力はともかく、一緒に参加する姿が良かった」と話した。

一方、ヨ・ホスアは男子100メートル決勝で30年破られていない韓国記録(10秒34)には及ばない、10秒56で優勝した。



yjongk@donga.com