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金妍兒「運動と休みを繰り返す日常は退屈」

金妍兒「運動と休みを繰り返す日常は退屈」

Posted March. 31, 2009 10:48,   

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夢の200点の大台を突破し、優勝した喜びのためだろうか。「フィギュア女王」金妍兒(キム・ヨナ、19=高麗大)の表情は、普段よりずっと明るく見えた。30日、米ロサンゼルス・ステイプルズセンターの記者会見場。世界選手権大会の最終日程のガーラ(GARA)ショーを控えた金妍兒は、明るい笑顔で話を進めた。

金妍兒は前日、ホテルへ戻り、簡単にサラダを食べて眠った。好きなインターネットはホテルの都合でできなかったと残念そうに語った。「実を言うと、退屈です。毎日、運動して休むというパターンを繰り返します。楽しみがなくて退屈です」

昨年、金妍兒は「ステラ」というクリスチャンネームを受け、聖堂に通い始めた。「宗教を持ってあまり長くはないですが、心の中にあったプレッシャーがなくなり、信頼を持って演技をするのに役立ちます」。

人気者というプレッシャーが、幼い年頃には手に負えないようだった。「韓国へ頻繁に行くことはできないですが、ネットで見ています。私の話は大したものでもないのに、話題になりますので、プレッシャーを感じます」。

目標を一つ達成した金妍兒は、これからは五輪の金メダルという新しい目標に向かって汗を流さなければならない。金メダルを取ると、号泣しそうだと言う彼女は、将来に対する計画についても語った。「引退したら、プロ選手として残りたいです。他の生活もありますが、それでも私がやるべきことはフィギュアスケートです。幼い選手も教えてみたいです」。

一方、31日に帰国後、40日間韓国内に滞在する金妍兒の日程は、分単位で決めらているほど詰まっている。最初の日程は来月1日、ソウルワールドカップ(W杯)競技場で行われる10年南アフリカ共和国W杯アジア地域最終予選の南北対決の観戦だ。新入生だが、今まで行けなかった高麗(コリョ)大学のキャンパスも初めて訪問する。病院へ行き、身体の状態をチェックしてもらうのも欠かせない。4月24日から26日まで京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のキンテックス特設舞台で行われる「KCCスウィチェン・フェスタ・オン・アイス」も準備しなければならない。



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