韓国野球が世界ランキングで日本を抜いた。国際野球連盟(IBAF)は14日、インターネットのホームページに世界各国のランキングを発表した。韓国は779.82点を得て、キューバ(1021.50点)、米国(799.32点)に続いて3位につけた。日本は4位(691.00点)。
ポイントの算定は、05年から08年までの4年間、IBAFが認める国際大会で各国の最終順位を基準にした。1位50点、2位40点、3位30点、4位15点が付けられる。五輪やワールドベースボールクラシック(WBC)のようなメジャー大会は基本点数の4倍を与える。地域大会は規模に応じて0.5または0.25をかける。最下位でもポイントは与えられる。
ハービー・シラーIBAF会長は、「初めて発表する今回のランキングはこの4年間の各国の成績を正確に反映する」と言ったが、順位をつけたのは初めてではない。IBAFは昨年9月にも世界バレーボール連盟のポイント算定方式を利用してランキングを発表している。当時1位は日本で、韓国は米国とキューバに続いて4位だった。
ポイント算定そのものもそれほど信頼できるようなものではない。同日午前まで米国は719.82点で3位だったが、午後さらに80点を得て韓国を抜いて2位に上がった。
中国が中南米の野球強国ベネズエラ(15位)、ドミニカ共和国(17位)などを抜いて14位に上がったのも野球ファンなら首を傾げるところ。しかし、チームの戦力や選手の構成は考慮せず、大会にたくさん参加すれば、ポイントがさらに得られる方式なので可能である。
中国は開催国の資格で五輪に出場し、7位タイでポイントを獲得した。ベネズエラとドミニカ共和国は国際大会に中国ほど頻繁に出場しない上、五輪のようなメジャー大会にはキューバが構える地域予選を通過するのが難しい。
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