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李大統領「国会ハンマーが民主主義を殴りつけた」

李大統領「国会ハンマーが民主主義を殴りつけた」

Posted January. 13, 2009 07:59,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は12日、いわゆる「立法戦争」の過程で起こった国会の暴力事態について、「会議室のドアを壊すハンマーが、大韓民国の民主主義を殴りつけ、私の頭と胸が殴られたようで、胸が痛んだ」と話した。

李大統領は、同日放送された定例ラジオ演説で、「今日は、直面する経済危機と同様に深刻な政治危機について申し上げたい」として、約8分間の演説で、最近国会で起こった政界の行動を強く批判した。

李大統領は、「今年、韓国は、経済協力開発機構(OECD)閣僚会議と主要20ヵ国(G20)首脳会議の議長国だが、このような状態で、どうして議長を務めることができるだろうか、本当に目の前がまっ暗になった。政治の先進化が伴わなければ、真の先進化はない」と強調した。

また、「残念なことは、政府だけでなく民間までもが国家ブランドの価値を高めるために活発に動いている時に、そのような活動を支援し、けん引するべき政治が、むしろ築いた塔を壊しているのではないか」と話した。

さらに、「多くの犠牲を払って獲得した韓国の民主主義は、産業化に劣らない世界的な誇りだった。今国会の暴力事態は、そのような自負心に水を差すだけでなく、未来を不安にさせた」と批判した。

李大統領は、「民主主義と暴力は決して両立せず、今は軍事独裁政権時代でもない。独裁に対抗できる適切な方法がなくて抵抗権を行使した時代と、(大統領)直選制を通じて5回も大統領を輩出し、選挙を通じて民意をいくらでも反映できる道が開かれている今日の大韓民国とでは、明確に異なる」と強調した。

そのうえで「自由民主主義には犠牲と責任が必ず伴う。今回の事態も、そのまま流してしまえば、政治の発展はないだろう」と加えた。



mhpark@donga.com