中国産食品にメラミン混入で波紋が広がっている中、中国産輸入漢方薬から重金属などが、許容基準値の9倍以上検出され、870トンが廃棄となり、中毒の恐れのある漢方薬160トンが、すでに韓国内で流通されていたことが分かった。
食品医薬品安全庁が国会・保健福祉家族委員会の林斗成(イム・ドゥソン)ハンナラ党議員に提出した「中国産輸入漢方薬の不適合の現状」と題した資料によると、不適合の判定を受けた中国産漢方薬は、06年から今年6月にかけて計322件であり、廃棄量は870.2トンに上った。
不適合の理由としては、鉛やカドミウム、砒素などの重金属の許容基準値の超過(95件)が最も多かった。不適合件数の最も多かった漢方薬は、長芋で30件、鹿茸で18件だった。
特に、今年6月に輸入した通草からは、カドミウム基準値である0.3ppmの9倍、2.7ppmが検出された。中国産漢方薬の輸入量は、年間1万9650トンで、全体漢方薬輸入量(2万5046トン)の78.5%を占めている。
また、崔榮熙(チェ・ヨンヒ)民主党議員が保健福祉家族部(福祉部)から提出された「漢方医学の政策強化及び中毒の恐れのある漢方薬の現状」と題した報告書を分析した結果、輸入漢方薬546種のうち、53.3%の291種が品質検査されず、漢方薬卸売業者を通じて、流通されていたことが明らかになった。
中毒の恐れのある漢方薬の基準もずさんで、中国で医療用毒性薬品管理方法で指定・管理されている28種のうち7種だけが、国内でも「中毒の恐れのある漢方薬」として指定されている。
このため、昨年、中国指定の中毒の恐れのある漢方薬は、7種で166.6トンが輸入され、流通されていたことが分かっている。痙攣や窒息の危険性がある「生半夏」は162トン、呼吸器や循環系の副作用を招きかねない「生千金子」は1020キロ、腹痛や下痢、流産の恐れのある「生狼毒」は987キロが輸入され、販売された。
崔議員は、「福祉部が昨年11月、輸入漢方薬の品質検査や、中毒の恐れがある漢方薬品目の拡大のため、実体調査を済ませたものの、今のところ補完されておらず、管理基準の取りまとめが急務だ」と述べた。
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