韓国輸入業協会(KOIMA)が、主要輸入原材料価格を総合して算定する「KOIMA指数」が10ヵ月連続で史上最高値で推移している。また、今週開けに1バレル=5ドル以上急落していた国際原油価格が先物価格を中心に再び急騰している。
11日、韓国輸入業協会によると、先月KOIMA指数は453.55で5月(425.06)より28.49ポイント上昇している。
KOIMA指数は、1995年12月の原材料の輸入価格をベース(100)に、毎月30の主な輸入原材料価格を算出したものだ。
品目別では有煙炭が今年5月比で206.12%値上がりし、最大の上げ幅を記録した。次いで銑鉄(85.26%)、鉄スクラップ(67.82%)、鉄鉱石(62.75%)、原油(47.35%)の価格が大きく跳ね上がり、全体30の調査品目のうち、17品目が二桁以上の上昇となった。
KOIMA指数は、昨年9月から上昇し始め、毎月史上最高値を更新している。
米ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)と北海ブレント原油の先物価格も一斉急騰している。
韓国石油公社によると、10日ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されたWTI先物は、前日比で1バレル=5.60ドル上がった141.65ドル、英国のロンドン国際石油取引所(ICE)の北海ブレント原油の先物は5.45ドル下がった142.03ドルで取引を終えた。
韓国が主に輸入している原油価格の基準である中東ドバイ原油の価格は、1.34ドル下落した132.81ドルとなっている。
石油公社の関係者は、「イランのミサイル発射訓練とナイジェリア武装集団の活動再開など、地政学的リスクが高まっていることから、国際原油価格が上昇した。ドバイ原油の現物価格は、ナイジェリアの油田生産のニュースが一日遅れで好感され下落に転じた」と説明した。
一方、産業研究院(KIET)は、「オイルショックと先進国の取組事例および示唆点」と題した報告書で、「下半期の原油価格が150ドルの大台を突破する場合、産業全体の生産コストは3.77%がかさみ、国内総生産(GDP)の伸び率は0.6ポイント下落となるだろう」と推定している。そのうえで「最近のような原油高や原材料高が続けば、1980年代のようなスタグフレーション(物価上昇と不況)が再燃するおそれがある」と懸念を示した。
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