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クリントン前大統領、オバマ氏支持を表明

Posted July. 02, 2008 08:19,   

米民主党の大統領候補指名争いで敗れたヒラリー・クリントン上院議員夫婦がバラック・オバマ上院議員の大統領選勝利のために本格的に動き出した。

先月27日、ヒラリー議員がニューハンプシャ州ユニティでオバマ氏と初の合同遊説を行ったのに続き、30日にはビル・クリントン前大統領がオバマ氏に「これから積極的に選挙運動に出る」と話した。

オバマ氏陣営のスポークスマンは、「オバマ候補が電話をかけて実現した20分余りの通話で、オバマ候補はクリントン前大統領に協力を求めたが、クリントン前大統領も『全力を尽くす』と前向きな回答をした」と伝えた。

クリントン前大統領側のスポークスマンも、「クリントン前大統領は、オバマ候補が次期大統領として米国を変化させると信じている」と話した。

指名争いの過程で、クリントン前大統領は「初選の上院議員が国を導くような資質を揃えたのか疑問だ」と言いオバマ氏を酷評した経緯があり、オバマ氏も「私が今誰と戦っているのか判断がつかない」として代理戦に出たクリントン前大統領に対する不快感を隠さなかった。

一方、ワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙など米国のマスコミは、「遂に二人が話し合った」と伝え、先月3日にオバマ氏の勝利後1ヵ月近く続いた二人の間の沈黙が破られた事実を大きく報じた。



triplets@donga.com