Go to contents

デモ現場、今度は「乳母車パパ」論争

Posted July. 01, 2008 03:13,   

デモの現場に居合わせていた乳母車に警察が消火器を噴射したという一部マスコミの報道をめぐり、オンラインで論争が白熱している。

28日、インターネットメディアの「ノーカットニュース」は、警察が噴射した消火ガスの煙が立ち込める中、若い父親が乳母車を手にしたまま、戦闘警察(機動隊)を食い止める写真を掲載している。

写真には「28日午後ソウル景福宮(キョンボククン)近くで(中略)警察が子供の乗っている乳母車に向かって消火器を発射している」という説明がついている。

報道が出るや、記事の載ったポータルサイト「ネイバー」の画面には30日午後までに4400件あまりのコメントが殺到した。インターネット・ポータルサイト「ダウム」の「アゴラ」には「警察の過剰鎮圧は限度を超えている」という内容のコメントも書き込まれている。

ID「新妻」は「子供に消火器を乱射する警察は殺人未遂者だ。デモ隊の(暴力的な)反応は、警察の自業自得だ」と主張している。

それに対し、一部のネットユーザーは「写真に見える消火器の発射方向は乳母車ではなく、隣にいる成人たちに向かっている」と指摘した。

あるネットユーザーは、ネイバーの書き込みで、「警察が消火器を発射する過程でたまたま乳母車がそこにあった可能性もあるのではないか」と話す。

一方、写真に写っている父親は自分だと紹介したある男性は、東亜(トンア)日報の電話インタビューで「サマーセットパレス近くにいた戦警は、私の家族がいた人道に渡ってきつつ消火器をすでに噴射していた。戦警は乳母車の存在に気づいていたにもかかわらず、指揮官の中止命令が出るまでにずっと消火ガスをかけていた」と主張した。

また「やってくる戦警に『ここに子供がいる』と叫ぶと、指揮官が消火器の使用を中止させた。デモに積極的に参加したり、子供を盾にしたりする気はまったくなかった。ただ、家族で外出しただけなのに、今回の事態に巻き込まれてしまったのだ」と付け加えた。

当時デモ現場を指揮していた鐘路(チョンノ)警察署関係者は「乳母車に直接消火ガスを放ったというのは、まったく事実無根だ。これを過剰鎮圧の根拠として受け取るのは、最近の女子中学生の死亡や指ツメ事件のように警察を誹謗しようとするものだ」と説明する。



sukim@donga.com