総選挙の結果、新たな政治地図が作られたことを受け、与野党は10日、党指導部体制を再整備するために早期の党大会を検討するなど、ポスト総選挙政局に向けて動き始めた。
与党ハンナラ党と野党の統合民主党は、党代表を含む指導部の相当数が不出馬したか落選し、総選挙後の政局を率いる動力を欠いているため、党大会による新たな指導体制の構成が急務となった。
ハンナラ党は、姜在渉(カン・ジェソプ)代表が出馬せず、鄭亨根(チョン・ヒョングン)、金学元(キム・ハクウォン)最高委員、李方鎬(イ・バンホ)事務総長、鄭鍾福(チョン・ジョンボク)事務副総長らが公認に脱落または落選し、事実上指導部が空白状態となった。同日、辞意を表明した李総長の後任など、一部党組織の再編も続く見通しだ。
統合民主党も、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表、鄭東泳(チョン・ドンヨン)元統一部長官、柳寅泰(ユ・インテ)、金槿泰(キム・グンテ)、韓明淑(ハン・ミョンスク)、張永達(チャン・ヨンダル)議員など、指導部・重鎮グループが落選し、党体制の改編要因が発生した。
ハンナラ党の姜代表は10日、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部代表室で行なわれた東亜(トンア)日報とのインタビューで、「もともとは7月10日までが代表の任期だが、6月に国会が開かれた後に党大会を開催するのはおかしい。様々な点を考慮して、適当な時期に党大会の日程を決める」と述べ、5月に党大会の早期開催を推進する意思を表明した。
姜代表は、「2年間代表を務め、党内選挙、大統領選挙、総選挙を滞りなく行ない、任務を果たした。代表を続ける考えはない」と言い、党大会で代表選挙に出馬しない考えを明らかにした。
ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)最高委員は、すでに党代表に挑戦する意思を明らかにしており、朴槿恵(パク・グンヘ)元代表の党代表出馬説も流れている。李在五(イ・ジェオ)議員が落選した状況下で、党内多数派の親李明博(イ・ミョンバク)系がどんな選択をするかに注目が集まる。
姜代表は、親朴連帯や無所属当選者の復党、合同などについては、「党内の和合のためにはすべて受け入れるのがいいが、そうすれば総選挙の民心を歪曲することになる。時間をかけて考えるべきことだ」として、留保的な態度を取った。
民主党の孫代表は同日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)の党本部で記者会見を開き、「大統領選挙のためのにわか作りの大統合民主新党、総選挙の直前にできた統合民主党、いずれも仮建物のように運営された。もはや、しっかりとした政党の態勢を整えなければならない」と述べ、党体制改編の意思を明らかにした。
民主党の党大会は、総選挙後3ヵ月以内に行なわれるよう規定されているが、かなり繰り上げられるとの見方が優勢だ。
孫代表は、「党代表選挙には出ない」ことを明確にしている。次期党代表候補には、崔仁基(チェ・インギ)政策委議長、康錦実(カン・グムシル)最高委員、丁世均(チョン・セギュン)元ヨルリン・ウリ党議長、金孝錫(キム・ヒョソク)院内代表、秋美愛(チュ・ミエ)元議員、元恵栄(ウォン・ヘヨン)議員、朴相千(パク・サンチョン)代表らの名前が挙がっている。
民主党内では、「政府与党に対する第一の牽制勢力が民主党ではなく、事実上、朴槿恵前ハンナラ党代表になった。党のアイデンティティと路線を明確にする新指導部を立ち上げなければならない」という主張が強く提起されている。
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