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[オピニオン]コソボ

Posted February. 19, 2008 03:11,   

東ティモールは、「21世紀初の独立国」に挙げられる。02年5月20日、「東ティモール民主共和国」という国号を掲げて独立し、4ヵ月後に堂々と国連の191番目の加盟国になった。東ティモールは24年にわたってインドネシアの統治を受け、その前は英国、オランダ、日本、ポルトガルの支配を相次いで受けた。独立の道は遠く険しかった。第2次世界大戦では、日本軍に住民約6万人が虐殺されもした。1975年以降も、インドネシアの占領期間に虐殺、飢きん、病気で国民の5分の1にあたる20万人が命を失った。韓国は4年間、サンロクス部隊を派兵し、新生独立国東ティモールを支援した経験がある。

◆東ティモールに劣らず長い歳月の間自由を切望した欧州のコソボが、一昨日セルビアから独立を宣言した。コソボの独立は、住民構成を見ると極めて当然に見える。アルバニア系が全体住民200万人の92%を占めるが、5.3%にすぎないセルビア系が主人の座に居座ってきた。セルビアは、1998年から99年にアルバニア系住民を1万人以上虐殺し、約80万人を追放する「民族浄化」を行なった。コソボも東ティモールのように血の闘争の末、独立を勝ち取った。

◆1389年、オスマントルコ軍がセルビアが中心のキリスト教連合軍を破ったことで始まったコソボの紛争は、明確に支持しにくい面がある。コソボ独立宣言に対する反応も交錯する。米国や英国、フランス、ドイツ、イタリアなどの主要欧州各国は独立を支持するが、セルビアとロシアは強く反対している。背後でコソボの独立を支援した米国と欧州連合(EU)の責任が重大だ。

◆コソボの国民は一斉に街に出て、「500年間トルコとセルビアの支配を受け、独立の日を待ち望んできた」と歓呼する。いずれにせよ国際社会が外交力を発揮して、バルカン半島の火薬庫で争いが起らないようにうまく管理しなければならない。東ティモール、アフガニスタン、イラクに派兵した経験のある韓国としては、コソボの独立は遠い国のことでは決してない。コソボが難関を乗り越え、21世紀の2番目の独立国に認定されることを期待する。

方炯南(バン・ヒョンナム)論説委員 hnbhang@donga.com