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引継ぎ委ワークショップ、「歴史意識」を共有

引継ぎ委ワークショップ、「歴史意識」を共有

Posted December. 31, 2007 05:29,   

「前の政府は、『左派修正主義』に基礎を置く歴史認識を持ち、大韓民国の歴史を『汚辱の歴史』と評価している。『2008新発展体制』では、大韓民国を発展の歴史と規定しなければならない」

29日、ソウル鍾路区三清洞(チョンロク・サムチョンドン)の大統領職引継ぎ委員会の大会議室で開かれた引継ぎ委の1回目ワークショップの提案者に立った朴亨逷(パク・ヒョンジュン)企画調整分科委員は、李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者が追求する「2008新発展体制」を説明し、第一に歴史意識の共有を強調した。

▲「発展の歴史」の認識共有〓朴委員は、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府は、韓国戦争の解釈など過去の歴史について『修正主義』の見解を示した。大韓民国のアイデンティティーをたて直すためには、多少の紆余曲折はあっても、大韓民国の建国・産業化・民主化を発展の歴史と見る認識の共有が必要だ」と述べた。

そして、「李明博政府の意義は、1948年の建国体制、1963年の産業化体制、1987年の民主化体制の歴史エネルギーを発展的に継承し、『2008年先進化体制』の出発点として大韓民国を世界の一流国家にする」と主張した。

朴委員の歴史認識について、司空壹(サ・ゴンイル)国家競争力強化特委委員長や崔鍫煥(チェ・ギョンファン)経済1分科幹事らが共感を示し、意見の食い違いはなかったという。金炯旿(キム・ヒョンオ)引継ぎ委副委員長は、「民主主義、自由、責任など歴史認識に対する補完がもう少し必要だ」と述べ、堅固な歴史認識の整理を注文した。

朴委員は、先進化に向けた「2008年新発展体制」の骨子として、△経済と「生活の質」の先進化、△国家主導型発展から民間主導型発展への発展モデルの転換、△成長の恩恵が中産層や庶民に及ぶ体制に言及した。