パキスタンのベーナズィール・ブット元首相が27日自爆テロで暗殺された以後、パキスタンの各地から大暴動が発生し死傷者が続出するなど、パキスタンが未曾有の混乱に陥っている。外信は、パキスタンが1947年の建国から60年で最悪の危機に陥ったと報じている。
AFP通信は28日、「憤ったデモ隊が街に繰り出して自動車を炎上させ、警察署と公共機関を攻撃した」と伝えた。同事態で少なくとも15人が死亡しており、車両150台あまりと建物数十棟が焼失したものとされている。
パキスタン政府は、国民の沈静化を呼びかける一方、3日間の追悼期間を設けることを決め、同日すべての学校と会社、金融機関に休校と休業を命令した。
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