大統合民主新党は、5日に続き6日もソウル都心でロウソク集会を開いて、「検察のBBK捜査結果発表は偽だ」と主張し、世論を集めようとした。鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補は記者会見を開き、「巨大な陰謀が始まった。検察は捜査したのではなく、守旧腐敗同盟の形勢づくりに加担した。私たちは国民と歴史の名の下に、権力の手下となった政治検察を弾劾する」と主張した。
いま新党は、「BBK一発」にしがみついていた時よりも必死だ。国会法司委でBBK特別検事法案の上程闘争をし、口を開けば「守旧冷戦勢力の元祖」と非難した李会昌(イ・フェチャン)候補にまで、「反李明博(イ・ミョンバク)連帯」の可能性を示唆した。「不法選挙資金の主犯」と言って激しく糾弾した李会昌候補と連帯をするなら、はたしてどちらが「守旧腐敗同盟」になるのだろうか。
新党はさらに、検察捜査の信頼性を落とすために、国家訴追機関である検察を無力化しようとすることも躊躇しない。新党の法律家出身議員が大半の金ギョンジュン容疑者の共同弁護団は6日、株価操作などで起訴された金容疑者にソウル拘置所で面会した後、犯法者である彼の主張を事実であるかのように並べ立てた。
呉忠一(オ・チュンイル)新党代表は、1970年代の民青学連、人革党事件まで引き出して、検察に対して「第2の民主化闘争」をしなければならないと宣言した。現政権で首相まで務めた李海瓚(イ・へチャン)共同選対委員長は、「維新体制、5共(第5共和国=全斗煥政権)に戻りつつある」と主張した。現政府について「歴代政府の中でシステム上、最も安定した政府」と自画自賛した張本人がこのような発言をしている。
BBK捜査は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が任命した鄭相明(チョン・サンミョン)前検察総長、林采珍(イム・チェジン)検察総長の指揮下で行われた。ヨルリン・ウリ党「純度99%」の新党と、盧武鉉大統領の下で首相を務めた新党の共同選対委員長が、検察を「維新検察」、「5共全斗煥(チョン・ドゥファン)検察」と罵倒しているのだ。鄭候補は、「検察発表は一般人の常識を越える陰謀だ」と述べた。しかし、新党の人々の言行こそ、一般人の常識では理解できない行動である。
新党側が、大統領候補から検察をこのように揺さぶっているにもかかわらず、検察総長任命権者の盧大統領と大統領府は、「論評しない」と沈黙している。BBK特検法案についても、「国会が政府に送れば、立場を明らかにできることだ」という言葉だけだ。盧大統領の「当選祝賀金」疑惑が含まれた三星(サムソン)裏金特検法案の発議の時とは、全く違う態度だ。
盧大統領は6日、過去事整理委員たちと昼食をとり、「(検察の過去事整理は)うやむやに終わるようだ」と述べた。新党が検察の過去事まで取り上げて、BBK捜査の信頼性を低めようとしている時に、大統領がなぜこのような発言をしたのか、その動機を疑わざるをえない。大統領も、検察が信じられないという意味か。
新党は、手遅れになる前に理性を取り戻さなければならない。「BBK一発」にしがみつくことから、正常ではなかったと悟らなければならない。金ギョンジュン容疑者の姉であり共犯者のエリカ・キム氏が、6日にロサンゼルスで検察捜査に対する反ばく記者会見を開くと予告していたのに突然取り消した理由は何なのか。
検察発表を覆せる納得できる根拠もなく「ハングル裏契約書は李明博候補の意思によって作成された」(金鍾律新党議員)といった嘘のパレードを続けるなら、国民と歴史が新党と鄭候補に「国民欺瞞罪」を問うことになるだろう。






